なんか泣けてきますね。
本日のYahooニュースからです。
89歳の谷上満夫さんが神戸から東京までの自転車旅を完遂しました。
旅の距離は約600キロで、9日間かかりました。
春の雨や強風に悩まされながらも転倒を繰り返し、最終的には目的地に到着しました。
谷上さんの目的は息子の直也さんに会うこと。そして勇気づけてやりたかったと。
息子、直也さんの海外赴任などの活躍に刺激を受け、谷上さんはこの挑戦を決意しました。
出発は3月17日の早朝で、国道2号から東京へ向かいました。途中で大阪府や名古屋城、箱根峠などを経由し、ついに東京に到着。
道中、雨に悩まされ、タイヤが滑るなどのトラブルがありましたが、地図と人々の親切さに支えられて乗り越えました。
静岡県では富士山を見て感動し、東京に着いた9日目には息子と再会しました。
この旅で、体重は減少しましたが、異常はないとのこと。
直也さんは父のバイタリティーに敬服し、夏休みには愛車を使って帰省する予定です。
「おばあちゃん」よしもと興業養成所に71歳で入学して芸人になる
よしもと芸人「おばあちゃん」さんのいつもの口上は
こんにちは、「おばあちゃん」です。ただいま77歳の、後期高齢者。私が劇場の舞台に立てば、老人が病院と間違えて迷い込んだと勘違いする人もいるかもしれません。センターマイクを持つと、点滴に見えるかもしれません。でも、こう見えても現在、吉本興業(よしもとこうぎょう)に所属する“芸人”です。年齢だけはベテランながら、まだ芸歴5年というヨボヨボの若手でございます。
引用元:婦人公論
そう、実は私、71歳で吉本興業の芸人養成所である『NSC(吉本総合芸能学院)』に入学しました。どうやらNSCでは珍しい高齢の生徒だったそうです。
そのせいか、学費を振り込もうとした銀行では詐欺に遭っているのではないかと疑われ、入学式では生徒の祖母と間違われ……。確かに、まさかこんなおばあちゃんが一からお笑いを勉強するとは誰も思いませんよね。
とクスッとする自虐ネタも披露。
でもありがたいことに、同期の人たちをはじめとする周りの温かいサポートのおかげで、無事に卒業することができたとのこと。
その後、自分を芸人だと自覚しないまま、呼ばれたライブに出るという生活を続けること数年。
2023年6月に、本人はよく理解せずに参加していた東京『神保町よしもと漫才劇場』のオーディションバトルに勝ち上がっていきます。周りの人たちに教えられ、そして所属メンバーになったのだそう。
その後は、さまざまな新聞やテレビ、雑誌などに取り上げていただき、本を出すことになる。
彼女が一番びっくりししたそうです。
振り返ってみれば、これまでの彼女の人生、チャレンジの連続だったそう。
彼女が生まれたのは昭和22年。戦後まもない頃だったからか、女に学問は必要ない、という母の考えから学校に行きたくても行けなかったそうです。
わかります。同い年の叔父からもそう聞いたことがあります。男でさえ、大学へ行く意味がないとも、、、
それでも学びたい気持ちは止められず、仕事をしながら自分で学費を貯め、20代で高校、40代で短大、さらに放送大学を卒業し、教授との共同論文は学会でも発表していっらしゃいます。
その間には、大病を患ったり、離婚も考えたり乳がんを患い、30年以上勤めた会社を64歳で辞めてからは、膝の手術をしたり、主人が肺がんになったり、兄の介護をしたり……。自分と身内の病院に行ったり来たりする毎日を送られていたそう。
普通はこれで燃え尽きてしまいますよね。
舞台では、お客さんが同年代~上の年齢の方ばかりで、ネタに共感してもらえて大盛況。
「おばあちゃん」さん自身、暇に耐えられない性分だそうで、ちょっと膝の調子がよくなるとすぐに外へ出かけたくなり、縁があって高齢者劇団に参加していたそうです。
ここが「おばあちゃん」さんの原動力ですよね!普通は思わないでしょ!?高齢者劇団…
その過程で、NSCの存在を知ったのだそうです。
端からは、波乱万丈の人生とも言われますが、彼女自身はずっと、「自分には何もない」と思って生きてきたそうです。
これあるあるですよね。昭和世代だろうが令和世代だろうが、、、
だから、
彼女は、まさか人生の終盤に差しかかり、ここまで慌ただしくも楽しい日々を送ることになるとは予想外でした。年のせいとあきらめず、やりたいことに挑戦したご褒美でしょうか。と述懐しているそうです。
ある意味、“年だから”できたんでしょうね。とも言います。
ここで彼女の一句。
喜寿迎え 探し続ける 好きなこと
人生100年時代といわれる中で、老後に何をしていいのか分からず、不安を感じている人は多いのではないでしょうか。
私の周りにも、定年退職したら予定がゼロだという人は結構います。
若い時ほど身体(からだ)も自由が利かなくなりますしね。
僕の父もそうですが、現役時代に仕事などで成功を収めた人ほど、できない自分を人に見せたくない気持ちが勝り、新しく何かを始めるのを躊躇しているようです。
でも、年のせいにして、興味のあることをあきらめてしまうのは勿体ないと思うんです。あきらめなかったおかげで今、私は毎日が充実しています。と彼女はいいます。
だから、この記事を読んで、「年を取ったからできることもあるのだ」と知ってもらえたら。そして、何かにチャレンジするきっかけになれたら、うれしいです。とおばあちゃんは自身の著書で述べています。
まとめ
おばあちゃんさんは現在77歳の芸人さん。谷上さんは89歳で神戸ー東京間を自転車で走破。
全国の高齢者、高齢者予備軍にとって、大きな励ましです。
谷上さんは尊敬に値します。何故なら、親が子供を勇気つける為に起こした行動だからです。年齢89歳で、それを思っただけでも親の愛情深さに感銘しました。
谷上さんほんとに凄いです。人間というのは、ここまでの能力が備わっているのか?に感動します。雨や転倒に負けず、自転車をこぎ続ける姿勢は、全国の高齢者、高齢者予備軍にとって、大きな励ましです。涙が出てくるようです。
谷上さんは高齢なお父様ですが、いくつになっても子どもに会いたい。その一心ですよね。娘さんにも会えて、息子さんにも会えて本当に良かったですね。
令和の世の中、色々批判に思う方もいるでしょう。
でも僕も生きているうちに自分の心と体を使って行動してみたいですね。そして人に頼って頼られて人生を謳歌できるそんな人生を送りたいです。本当に素晴らしいです。涙が出てきてしまいそうです。
どうぞいつまでも元気でいてほしいですね。
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