「ゆめタウン」が「偽イオン」ツイートに地元民猛反発を検証してみた!

最近「ゆめタウン」が「偽イオン」と呼ばれているというツイートが話題になっています。この議論は、SNS上で特に注目を集めており、ゆめタウンとイオンの外観や名前の類似性がその背景にあるようです。
例えば、ゆめタウンの外観がイオンモールに似ているという意見や、「イオンタウン」という名前との混同が原因で「偽イオン」と揶揄されているケースもあります。これに対して、地元の方々からは「ゆめタウンは地域密着型で独自の魅力がある」といった反論も多く見られます。

まず会社の沿革を見てみましょう。
両社の沿革
以下に、ゆめタウン(イズミ)とイオンの主要情報に沿革データを加えたリストを整理しました:
項目 | ゆめタウン(イズミ) | イオン |
---|---|---|
創業年 | 1946年:山西義政が広島駅前で露店販売を開始 | 1758年:岡田惣左衛門が三重県で太物商を創業 |
設立年 | 1961年:株式会社イズミを設立 | 1926年:「岡田屋」「フタギ」「シロ」との三社合併で「株式会社岡田屋」を設立 |
資本金 | 196億円 | 2,200億円 |
従業員数 | 約17,000名(連結) | 約163,584名(連結) |
沿革の主要転機 | ・1990年:「ゆめタウン」形式のショッピングセンター展開開始 | ・1969年:「ジャスコ株式会社」設立 ・2001年:「イオン株式会社」に改名 |
・2010年:電子マネー「ゆめか」導入 | ・2007年:電子マネー「WAON」導入 | |
特徴的な事業 | 地域密着型のショッピングセンター「ゆめタウン」「ゆめモール」を展開 | 総合スーパー「イオン」やショッピングモール「イオンモール」、電子マネー「WAON」などを展開 |
地域展開 | 中国地方を中心に九州地方や四国地方へ拡大 | 日本全国およびアジア中心に海外展開 |
これで両社の歴史や現在の事業状況をより詳細に比較できると思います。さらに特定の年表データなどが必要であれば、お気軽にお知らせください! 😊
両社のロゴを比較
ロゴは比べてみると配色と言い全体的にかなり似ています。これは「パクっている」って言われてもしょうがない気がします。


このロゴはいつから使われだしたか?
ゆめタウン(イズミ)のロゴとイオンのロゴが現在のデザインに変更された時期を比較すると、以下のようになります:
- ゆめタウン(イズミ): 現在の「you me」ロゴは、2003年に導入されました。それ以前は「you me town」という表記が使われており、さらにその前は風船のようなマークが特徴的でした.
- イオン: 現在の「ÆON」ロゴは、2001年にジャスコ株式会社からイオン株式会社へ社名変更した際に導入されました。このロゴは「永遠」を意味するラテン語に由来し、エターナルリングが特徴です –
どちらも2000年代初頭に現在のロゴへと変更されており、比較的近年のデザインと言えます。ロゴの変更時期が近いことから、競争環境やブランド戦略の影響があったのかもしれません。
まとめ
この一連の調査から、「偽イオン」と呼ばれることは、事実上、成長のための戦略の結果であると考えられます。
ゆめタウンは西日本を拠点に極地戦略を展開し、着実に経営を続けている一方で、イオン社は全国規模での展開を進め、「ナンバーワン」になることを目指した生き残り戦略を推進しています。
これを踏まえると、ゆめタウンは自社の強みをよく理解し、堅実で地域密着型の経営をモットーとしている立派な企業であることが分かります。
それを裏付けるように、北日本からの批判に似たコメントにも力強く対応している点から、非常に地元の方々から愛されている店舗であることが伺えます。
実際、デジタルちらしも見てみましたが、とても安くて品ぞろえも豊富でゆめタウン店舗のある西日本に住みたいと思ってしまいました。
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