🍓 自生フルーツで作る自家製自然派ジャム・加工品レシピ集(ジャム編)

すべてのレシピは、【材料】【作り方】【保存の目安】【ひと工夫】の4つで構成しています。
■ マンゴージャム(基本)
【材料】
- 熟したマンゴー…2個(可食部 約500g)
- グラニュー糖…200g(約40%)
- レモン果汁…大さじ1
【作り方】
- 果肉を細かく刻み、鍋に材料すべてを入れて中火。
- 焦げつかないようかき混ぜながら煮詰める(15〜20分)。
- 熱いうちに煮沸消毒した瓶に詰める。
【保存の目安】
- 冷蔵:2〜3週間
- 脱気処理(湯煎5分):常温で1〜3ヶ月
【ひと工夫】
- トロミが弱ければ、リンゴ皮を一緒に煮出して自然なペクチン追加。
■ スターアップル(カイミト)ジャム
【材料】
- 果肉(果皮と種を除く)…約400g
- グラニュー糖…160〜180g
- レモン果汁…大さじ1
【作り方】
- 果肉をスプーンですくい取り、ミキサーでピューレ状に。
- 鍋で他の材料と一緒に中火で15分ほど煮る。
【保存】
- 冷蔵2週間、脱気処理で2ヶ月可。
【ひと工夫】
- 少量のシナモンを加えると風味が引き立つ。
■ グヤバノ(サワーソップ)ジャム
【材料】
- 果肉(繊維質が多いので裏ごし推奨)…400g
- グラニュー糖…180g
- レモン果汁…大さじ1
【作り方】
- 果肉はミキサーにかけるか、裏ごしする。
- すべてを鍋で煮詰め、とろみが出るまで。
【保存】
- 冷蔵2週間、脱気処理で2〜3ヶ月。
【ひと工夫】
- 繊維が強いのでなめらかに仕上げるにはミキサー+裏ごしが◎。
■ ジャックフルーツジャム
【材料】
- ジャックフルーツの果肉…400g(筋は取り除く)
- グラニュー糖…180g
- レモン果汁…大さじ1
【作り方】
- 果肉をざく切りにしてミキサーにかける。
- 鍋で煮詰めて、とろみが出たらOK。
【保存】
- 冷蔵2週間、脱気処理で2ヶ月。
【ひと工夫】
- シナモンやナツメグが相性抜群。バニラビーンズを加えても◎。
■ バナナジャム
【材料】
- バナナ…中3本(約350g)
- グラニュー糖…150g
- レモン果汁…大さじ1
【作り方】
- バナナをフォークで潰す。
- 他材料とともに鍋で煮詰める(焦げやすいので注意)。
【保存】
- 冷蔵2週間、脱気処理で2ヶ月。
【ひと工夫】
- 焦がしキャラメル風に砂糖を先に煮詰めても美味しい。
■ パイナップルジャム
【材料】
- パイナップル(中)…1個(可食部 約500g)
- グラニュー糖…200g
- レモン果汁…大さじ1
【作り方】
- パイナップルは芯を除き、フードプロセッサーで細かくする。
- 他の材料と一緒に煮詰める(20〜30分)。
【保存】
- 冷蔵2〜3週間、脱気処理で2ヶ月。
【ひと工夫】
- ローズマリーやカルダモンとの相性も◎
■ ポンカンジャム
【材料】
- ポンカン…1.5〜2個(可食部 約300g)
- グラニュー糖…120g
- レモン果汁…大さじ1
【作り方】
- 外皮をむき、薄皮ごとミキサーにかける。
- 鍋で他材料と煮詰めて、とろみがついたら完成。
【保存】
- 冷蔵2週間、脱気処理で2ヶ月。
【ひと工夫】
- 少量の皮を千切りにして加えると、ほろ苦さがアクセントに。
自家製フルーツで作る自然派ジャムの注意点

■ 保存のコツと期間目安
- 冷蔵保存:しっかり煮詰めたジャムは、冷蔵庫で2〜3週間程度保存可能。
- 長期保存したい場合:瓶にジャムを詰めた後、**蓋をして湯煎で5〜10分間加熱(脱気処理)**すると、常温で1〜3ヶ月程度保存可能になります。
■ ワンランク上の自然派ジャムづくりポイント
より美味しく&安全に楽しむために、以下のポイントを意識すると仕上がりが格段に良くなります。
✅ 砂糖の割合を調整するセンス
果物の甘みや水分によって調整。目安は**40〜55%**の間。甘さ控えめにしすぎると保存が利かなくなるので注意。
✅ ペクチンでとろみ調整
マンゴーやバナナなどはペクチンが少ないため、リンゴの皮や芯を煮出した液を加えると自然なとろみがつく。
✅ 煮詰めすぎない勇気
香りを飛ばさないよう、少し緩めの状態で火を止めるのがコツ(冷めると固まる)。
✅ スパイスやハーブのアレンジ
シナモン、バニラビーンズ、カルダモンなどを加えると、深みのある大人の味に。
✅ フルーツのカットや潰し方を工夫
全部ペーストにせず、粗く潰して果肉感を残すと、手づくり感アップ。
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