こんにちは、ユキレドブログへようこそ。
今日も張り切って、トレンドなトピックを追ってみましたのでお楽しみ下さい。
中国は20日、月の裏側の試料(サンプル)を持ち帰る世界初の計画に向け、海南省文昌の発射場から打ち上げた。通信衛星は予定の軌道に入り、打ち上げは成功した。新華社が伝えた。米国や日本などと月開発でしのぎを削っており、他国に先駆けて月の裏側の探査を成功させ、覇権を握りたい考えだ。
中国も追い上げてきました。地球と月の通信を中継する衛星「鵲橋2号」中継衛星の打ち上げ成功しました。中国とロシアのチームは共同で、月面への宇宙ステーションの建設を推進しています。
この取り組みにおいても、月の資源を活用する可能性が検討されています。これらの活動は、宇宙開発の新たな展望を開き、人類の未来に向けた希望を与えるものです。
米国、日本、欧州、インドを追い上げるように打ち上げを成功させました。
まあ、中国の資金力、政治力、科学技術力揃っている国、当然これぐらい成功して当然かと思います。
ちなみに近年の月面探査の成果は以下の通りです。
中国の月面探査機が帰還 44年ぶりにサンプル持ち帰る
嫦娥(じょうが)5号は11月24日に打ち上げられました。
中国の月面着陸計画は、
- 嫦娥5号:2020年12月1日、中国の無人探査機「嫦娥5号」が月面に軟着陸し、岩石や土壌のサンプルを地球に持ち帰るための任務を遂行しました。この探査機は、月の「嵐の大洋」と呼ばれる地域の近くにある火山「リュムケル山」に着陸し、約2キログラム分のレゴリス(堆積層)を回収しました。
- 国旗掲揚:嫦娥5号は、アメリカに次ぐ2カ国目として月面で国旗を掲げることに成功しました。これは、月面の岩石や土壌の採取に成功した後、地球に戻るため月面を離陸する前に行われました。
- 有人月面着陸計画:中国は2030年までに有人月面着陸を実現し、科学探査を行う計画を発表しています。その後、月科学研究試験ステーションの建設を模索し、体系的かつ連続的な月探査と関連技術の実証実験を行う予定です。
これらの情報は、中国の宇宙探査の野心と技術的進歩を示しています。
月に到着すると、軌道上を回りながら、周回機・回収機と、着陸機・上昇機の2つに分かれました。周回機と回収機は軌道に残り、着陸機と上昇機は月面着陸へと移行しました。
着陸機はシャベルやドリルを使ってサンプルを採取し、その後、上昇機が採取したサンプルを月の軌道へと運び、回収機へと移しました。カプセルは内モンゴル自治区の四子王旗を目標にパラシュートで降下し、月面のサンプル採取はわずか2日間で行われました。
2020年12月17日、中国の無人探査機「嫦娥5号」が月の岩石や土壌を乗せて地球に帰還し、月のサンプルが入ったカプセルは内モンゴル自治区の雪で覆われた草原に着陸しました。この着陸は、アポロ計画や旧ソ連のルナ計画以来44年ぶりの月のサンプルの地球への持ち帰りです。
嫦娥5号の成功は中国の宇宙開発能力の向上を再び示し、回収チームはすばやく帰還したカプセルの回収にあたりました。カプセルの中身は専用の研究室で取り出され、アポロ計画とルナ計画では採取された古い月面物質とは異なるサンプルを持ち帰ったはずです。
月の表面の北側、「嵐の大洋」と呼ばれる地域の近くにある火山「リュムケル山」を目指したこの地域のサンプルは12億~13億年前かそれ以前のもので、月の内部の構造について新たな情報が得られることが期待されています。
あっさりと実現してしまう中国の宇宙開発
中国は、ある意味独裁国家なので決定も早いし、資金力もあるので、開発力が違いますよね。とにかく日本とは意思決定の仕方も資金力だけじゃない。型にはまらない、かつての覇者のやり方で物事を進めているので、このような開発に威力を発揮しますよね。
日本も変にプライドにこだわらず、月探査は時間の戦いなので、各国との共同開発で早く月面開発での利権を獲得すべきと切に願います。